Food in Firenze
フィレンツェの料理は肉料理が中心で、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナが有名です。厚さが3~5cmほどに切り分けられた骨付きの牛肉で骨の両側にそれぞれヒレとロースの部分がついています。その他には牛の胃袋の煮込み料理トリッパや、イタリア風もつ煮込みのランプレドットなど、内臓料理も有名です。パニーニやジェラードの名店もあり、グルメにとって大変満足できる街です。
■サンタ・マリア・ノヴェッラ地区
ソスタンツァ(Trattoria Sostanza)★★★★




【営業時間】12:30-14:00 19:30-21:45 日曜/休
「フィレンツェ美食散歩」に掲載されている人気店で、最初予約なしで夕方の開店時間に行った時は満席で入れず、その場で翌日の予約をして再訪しました。アーティチョークのオムレツ(Tortino di carciofi,15€)と鳥肉のバター炒め(Petto di pollo al burro,18€)を注文、シンプルな味わいで美味しかったですが鳥肉のバター焼きは注文すると二個出てくるのででシェアするといいかも。
メニューがイタリア語のため、ネットで予め食べたいものを調べていくと良いと思います。旅の情報サイトではトリッパ(牛の胃袋)のトマト煮込み(Trippa alla Fiorentina)やビステッカ、デザートのメレンゲのケーキも人気です。クレジットカードが使えないので注意してください。
ウエイターのおじいちゃんから「またきてね」と日本語でいわれ握手をして笑顔でお別れ。思い出に残るディナーでした。
※後日、トリッパとメレンゲのケーキを食べるために再訪しましたが、両者ともとても美味しかったです。日本から予約する際は、昭文社が運営するレストラン予約サイト「グルヤク」を使いましたが、スムーズに予約できました。
■サン・ロレンツォ地区
中央市場(Mercato Centrale)★★★


【営業時間】1階:7:00-14:00 日曜/休 2階:8:00‐24:00(無休)
中央市場の周囲にはたくさんの革製品の出店が並んでいます。その中を進んで午前9時半ごろ中央市場に入ると、中の1階は食品マーケット、2階はフードコートという作りでした。無料WIFIが利用できたので2階でエスプレッソ(€1)を注文し、しばしくつろぎのひと時。昼過ぎに再訪すると2階はかなり混雑してました。その際は1階の角にある「ポークス」でポルケッタ(100gで€3くらい?)を注文しました。やたらめったら美味しいわけではありませんが、やや塩味がきき、普通に美味しかったです。今回は食品を見て回る時間がなかったのですが、次回はお土産の食品を買いたいと思ってます。
■ドゥオーモ周辺
Osteria 45★★★★★




【営業時間】11:00-23:00
ドゥオモの裏手にあるリーズナブルで美味しいオステリア。ぜひとも食べたかった旬のポルチーニ茸のタリアテッレをここで注文しました。レモン汁のかかったポルチーニがむちゃくちゃ美味いく、余りの旨さに注文したラズベリーのパンナコッタも絶品!
すっかり気に入って旅行中4回も通いました。ノリのいい店員さんともすっかり打ち解け、ボナペティートの声と共に食事が運ばれてきます。フィレンツェでの最後の晩餐もここでビステッカを注文しましたが。この価格帯では見たことのない分厚い肉と旨みに大満足。デザートのティラミスも美味しく頂きました。ドゥオモ至近の場所で、味、値段、スタッフのサービスとも大満足で、思い出に残るひと時が過ごせるお勧めのレストランです!
■シニョーリア広場周辺
※参考にさせていただいたフィレンツェの食事ガイドです。こちらも美味しくてリーズナブルなお店が美しい写真と共に多数掲載されています。
フィレンツェ美食散歩 おいしいもの探しの四季の旅
著者:池田 匡克, 池田 愛美
出版社: ダイヤモンド社 (2009/6/6)
美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ
著者:奥村 千穂
出版社: イカロス出版 (2018/2/22)