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Tintoretto
1518年-1594年
ティツィアーノやヴェロネーゼと共にルネサンス期のヴェネツィア派を代表する画家。劇的な表現や明暗対比を特徴とした素晴らしい宗教画を数多く残し、特にサン・ロッコ大同信会は54枚の絵画で埋め尽くされ、さながらシスティーナ礼拝堂のティントレット版とも言える場所になっています。
Venezia

奴隷を救う聖マルコ(中央)
所蔵:アカデミア美術館
聖マルコ信徒会から依頼されたティントレットの出世作。大胆な短縮法と構築的な遠近法の背景のもと、演劇のように感情を表出する人物を描くことで、その一瞬を切り取ったような迫真的な画面になっています。

最後の晩餐(1592-94年)
所蔵:サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
ティントレット最晩年の作品。斜めに描かれた食卓や、霊魂のように舞う天使たちの描写が幻想的かつ迫真的な最後の晩餐を演出しています。

マリアの神殿奉献(1552-53年頃)
所蔵:マドンナ・デッロルト教会
神殿前の階段を半円状にすることで、至近距離からこの場面を目撃しているかのような視点で描かれたティントレットならではの傑作です。。

受胎告知
所蔵:サン・ロッコ大同信会

ピラトの前のキリスト
所蔵:サン・ロッコ大同信会

キリストの復活
所蔵:サン・ロッコ大同信会

羊飼いたちの礼拝
所蔵:サン・ロッコ大同信会

キリスト磔刑(1565年)
所蔵:サン・ロッコ大同信会
ティントレットが同信会のために制作した連作中の最初の作品の一つ。イエスを中心に磔刑の情景がドラマティックな表現で描かれてます。
Milano

聖マルコの軌跡
所蔵:ブレラ美術館
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